milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

落馬負傷の竹本騎手、脳挫傷のため他界・・・

競馬学校を卒業したものの騎手免許取得まで2年の月日を擁し、今年、見事試験に合格し晴れて騎手になったばかりの竹本貴志騎手が入院先で息をひきとった。享年20歳だった。6戦目にして初勝利。これからという時だっただけに悔やまれるところであろう。落馬による死亡事故は昭和63年の岡潤一郎騎手以来。彼はG1も勝ち、オグリキャップにも跨がったことがある優秀な騎手だったと聞いている。彼の死は周りの人間たちに深く刻まれ今も決して忘れてはいない。そして、竹本騎手のことも忘れないで頂きたい。目標に向かって懸命に走りそして風になった彼のことを――――。
私は竹本騎手のレースを見ていないが競馬というものは騎手も常に命懸けで戦っているものだというものを胸に深く刻むためにここに記しておきたいと思う。馬もそうだ。府中の3コーナーに散った"快速馬"サイレンススズカ。淀で笑い、淀に散ったライスシャワー・・・。僕らは忘れてはならない。そして、馬券を買うこちら側も競馬というものと真剣に向き合わねばならないと改めて心に誓うのである。この場をお借りしまして竹本騎手の御冥福をお祈りします。