milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

人騒がせなひと

自分の事を差し置いて言えたガラではないのであるが、イラクで誘拐された若者の死亡記事は実際は本人ではなかったらしい。親族の気持を察するになんとも複雑な心境であろう。おれがそいつの知人でもし無事に帰国したならば思いっきりぶん殴ってやりたい。がむつかしいであろうなぁ。事態は以前として好転の気配を見せていない。昨日、ちょっと思ったのだが、この人、お金が無くなってしかたなく拉致されたのではなかろうか。帰国したくとも金がなので拉致されて、保護されて、帰国するなんて絵図をかいてたんじゃないのかしら?んなわけないか。アホすぎるもの。ところで彼の名前は『生きた証』を残して欲しいというような願いが込められているそうなのだが、今回の事件で一応、新聞紙面に名前が記載されたわけだから、『生きた証』は残ったわけだ。皮肉なものだ。とにかく今回の事件、彼にとってはもの凄くお高くついた授業料になったのではないだろうか。「死ねばいい」と思いながらもどこかで無事を祈っている自分もいるこの矛盾に一人で腹を立てている私であった。
……っと書いている矢先の10/31 am5:00。外では大きな雷が鳴り響く中、テレビでまたもや死亡の報道。今度はバグダットだそうだ。やはり心中、複雑である。親族の方々はやりきれない気持であろう。軽率な発言が多くなりましたが、本当に御悔やみ申し上げます。こういう事件は今回限りにしていただきたい。そうでなければ彼がこの世にうまれ、今回のような終焉を迎えてしまったことが意味をなさなくなってしまう。と私は思う次第である。