milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

今世紀最高のリードオフマン"リッキー・ヘンダーソン"〜大リーグ〜

DVDを見終わってふとテレビにもどすとそこで懐かしい名前を目にした。今世紀最高のリードオフマン"リッキー・ヘンダーソン"45歳(現役生活30年目)
こん日のように日本人プレイヤーの活躍によるメジャーリーグブーム(?)以前のスーパープレイヤーだ。調べていないのでハッキリとはしないのだが、たしか、元阪急ブレーブス(現在のオリックスブルーウェ−ヴ……じゃなくってバファローズ福本豊選手の盗塁記録をやぶったことで知られる走攻守の揃ったとても素晴らしい選手だったと思う。私も好きな選手(もう一人は座ったまま2盗を阻止することで有名だった"サンチアゴ選手"で日米野球で彼がくるとテレビを見ていた記憶がある。
そんな彼がまだ現役でやっているっていうことに驚きなのだが更に驚いたのが、昨年終盤、44歳という年令にもかかわらずドジャースと契約しメジャーでプレイしたそうだ。(映像はホームランのシーンだった。すげぇ)
しかし今期はどの球団からもお声がかからず独立リークでプレイしシーズンを終えた。この"独立リーグ"というものは"マイナーリーグ"とは違うものだそうだ。多くの若い選手はマイナー契約を望むだろう。日本からメジャーに行った元巨人の木田優夫投手もたしかマイナー契約からメジャーに上がり、今期はイチロー&長谷川とともにシアトルマリナースの一員として活躍(日本ではあまり報道されないが)している。こうした事例からマイナーリーグはメジャーへの近道という印象を受けていた。
マイナー契約には制約(マイナー契約だと契約した球団でないとプレイが出来ない)があり、今、巷で話題の清原選手の処遇ではないが「飼い殺し」という状態にもなりかねない。しかし、マイナー契約をしないことでメジャーどの球団とも契約が可能なんだそうだ。要するに自ら望んで"自由"な環境へ身をおきつつ常に向上心をもってプレーに望んでいるということになる。
マイナーの選手はチームメイトがライバル。蹴落としてのし上がると言うものだが独立リーグでは自信のプレーをスカウトの目に止まらせることでメジャーへの道が開ける。つまりはより己自身を磨きあげることが求められる環境にあるということになるのだろうか。
先日帰国したが"ロケット"ロジャー・クレメンスで42歳(この人は今期メジャーで18勝。凄いです)それが45歳で外野手(だったよなぁ)しかも「まだできる」と自分を信じているその信念や心構えというものは本当に凄いことだと思う。実際、昨年はメジャーに上がったわけだし。
そんな彼がインタビューで「日本でのプレーも視野に入っている」と言っていた。今期のストーブリーグは例年になく面白いことになりそうだが、彼が一枚加わってくるとマニアックなメジャーファンは大喜びするのではないだろうか。楽天とらんかなぁ〜とこころの片隅に思いながらテレビを見ている次第であります。ってこんなこと書いても殆どの人がなんのことやらという感じだろうなぁ……。どうっすか?>camさん