milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

寄席:柳家花緑特別公演「ナンパジジイ」in 上野:鈴本演芸場

まさか、こんないい席が取れると思わなかったど真ん中の前から4列目。
噺家さんのしぐさ表情が非常に細かく、見て取れて、いろいろ勉強になりました。
やっぱり、前座さんのお話は惹きつけるものがなくって、トリに近づくにしたがって、引き寄せられる何かがありますね。
今日、高座で拝見できた噺家さんたちは
柳家初花(しょっぱなと読みます)
林家彦いち
漫才:ロケット団
三遊亭白鳥
林家いっ平
林家たい平
曲芸:鏡味仙花/翁家小花
林家正蔵こぶ平改め)
柳家花緑
と、普段の半分の演者さん。
この中で、白鳥といっ平と花緑は前に聞いたことあったので、さらに聞きやすかったのですが。初花さんは聞きとりにくかったのと演目が長い。ちぃと考えてほしかったなぁ。
彦いちさんが引き締めたのでよかったけど。
ロケット団の漫才もしつこさが途中から逆にここちよくなっていた。
この後、正蔵さんまでは新作ぽかったので、今風の言い回しが多く、面白かったけど、落語って感じを受けなかったのに対し、正蔵さんは枕はともかく、きっちり、古典のお話だったように思います。
最近はお披露目公演が続き、声が松村の真似するたけし見たいになっていましたが、しっかりとした、いい落語であったと思います。この日、聞いてて一番、心地よかった。


で、花緑さん。
枕がどうも、鼻につきました。
なんか、いやぁーな印象を受けたのですが、なにか、気分を害することがあったのでしょうか?ちょっとがっかりです。
話自体は2時間ものをうまいこと、1時間に収めており、それでも、面白さは変わらないという、ホント、大満足な落語でありました。ちょっと大味な感じを受けたのはご愛嬌。


いずれにせよ、落語のよさを再認識した1日であります。
また、普通に行こうっと!