milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

濃霧球場 〜日本シリーズ第1戦〜

チケット争奪戦に参加はしたものの結局はゲット出来ずに会社のテレビで観戦。
正直言って、プレーオフでお腹一杯だった感があり、「すんげぇー見てェ!」というテンションではなく、むしろ「ゲームをじっくり見たい」という思いのほうが大きかった。
しかし、内野席に若干の空席があるのをテレビで見るにつけ「ヤフオクファック!」と思うのである。
やはり、金券&チケットをネットで販売するのは違法だと思うんだけどなぁ・・・。ダフ屋だけが捕まるのはおかしいよ。


それはさておきゲーム。


最近、試合を見る時は必ずスコアブックをつけるようにしている(立派なおたくだな)
仕事ではメジャーばかりでつける機会がなく、書かないと覚えないからである。
それに、後で見て、ゲームの流れとかがわかるのがいいですね。

今日は10−1でロッテが大勝するわけですが、ポイントは2つだと思います。


守りに関しては初回、赤星を出ししかも1アウト1・2塁で、4番金本を迎えたあの場面。
あそこで金本をショートゴロ(難しい打球を西岡が地味ながら好プレー)でゲッツーに仕留めた。
今年のシミチョク(先発の清水直)なら、あそこで点をとられたら、確実にやられます。
プレーオフで調子を取り戻したことのあって、あれで、勢いがつきましたね。
そして、その後は赤星、金本をしっかり押さえていました。
打点王の今岡の前にランナーが出たのも6回2死からの1度きり。
ほんと、素晴らしい!


攻撃に関してはシーズン中でも1度(2度かも)しかない"2番・今江"
これが大当りで初回にいきなり先制のホームランをかっ飛ばすなど4打数4安打2打点3得点。
しかし、わすれちゃいかんのがその前を打つ西岡なんです。
1・2打席合わせて21球(その内、ファールが11球)を井川に投げさすいやらしさ。
小坂が故障でベンチ入りしていない状況ですが、若い西岡がこうしたいやらしい打撃をしてくると、阪神はやりにくいでしょう。
そして、3打席目には阪神の守備隊形や反応をみて、絶妙なセフティバント。
その後の勝ち越し点を呼び込む貴重なプレーで、完全に流れをロッテに持って来ました。
井川はここで集中力がきれたのでしょうね。
6回には左の李スンヨプにホームランかっとばされてましたし。で、6回5失点でKO。
シーズン中も中盤、いきなり大量失点されることがあった井川。おそらく、モチベーションが低いのではないでしょうか?集中していなかった感じがします。
その後のつるべ打ちはもうどうしようもないですね。


で、濃霧で7回コールド。
日本シリーズコールドゲームってあるんだろうか?
マリンスタジアム、真っ白でしたねー。
今回は5年ぶりに「屋根なし球場対決」ということなのですが、初戦から、らしさがバクハツした感じでしょうか。
ともあれ、ゲームは成立。
流れていたら、1日順延するだけに、ホッとしております。
なぜならば、月曜に試合があると、休みが取り消しになり、しかも、大阪にいっても、その時、日本シリーズはやっていないという、とっちらけなことになってしまうからです。
それだけはなんとしても避けたいところだったので、よかったよかった。


しかし、阪神は全くらしい攻撃を見せられませんでした。
阪神も応援するチーム(今年からですけど)なだけに気掛かりです。
初戦を井川で取れなければかなり苦しいと見ます。
しかも、ロッテ"マリンガン打線"に火をつけてしまった(全員安打:15安打4HR)ので、明日もめちゃきついと思われます。
おそらく、明日の先発投手は阪神:下柳、ロッテ:渡辺俊だと思います。
一転して投手戦になるでしょう。今年の下柳はいいですからねぇ。


プレーオフはほぼ全試合見ました。
どれも、緊迫感のある素晴らしいゲームでした。
日本シリーズでも、そういった1点をあらそう緊迫したゲームを期待したいです。
今日は濃霧コールド(7回裏1死)でしたが、霧が晴れるとともに、阪神ナインは気持を切り替えて、頑張って欲しいと思います。