milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

アンフェア (フジ系 22:10〜)

女優、篠原涼子
この人は地味に芝居が旨い。TPD*1卒業直後から、結構、いろんなところで見かけていたが、一番印象に残っているのが、キムタクやら萩原聖人さんやら武田真治やらがでてたドラマでの篠原さん。
若い俳優さんが数人でているなかで、篠原さんと武田真治の芝居だけ、ちょっと違ってました。
そこから、その二人は好きです。


あれから10年くらい。
篠原さんはおそらくテレビでは主役をやったことはなかったんじゃなかろうか?
それが今回、突然のキャスティング。
脇を固める俳優陣も実力派ぞろいではあるが、いかんせん、数字のとれるキャスティングではない。
CX、文字どおり「冒険王」になってきたのか?やるのか?やれんのか!?


そういうことはさておき、私は番宣を見た段階で「こりゃ、俺、好きな類いだわ」とあたりをつけていた。
このドラマに合わせて、メシも風呂も済ませたくらいだ。


で、見た。
当り。である。


系統としては、ケイゾクやらトリックやらの類いだと思われる。
この類い、フジだと「沙粧妙子」以来じゃないのか?あのドラマは良かった。(もともと飯田譲治は好きなんで)
なんか、頭の奥のほうをくすぐるような感覚。たまんないです。
こういう作品の主人公は必ず女性であるというのは、なぜなんでしょう?
特異な感性を持ったものが変質的な犯人と退治する図式は先の3作品の他に「QUIZ」ってのもある。(これだけちゃんと見てない。。。)
主人公を女性にしておいた方が、主人公の裏側の物語り(得てしてなんらかのトラウマがある)にリアリティが生じ易いのだろうか。
それって女性の方が、いろいろ抱えているってことなんだろうなぁ。
大体、男ってのはガキですからね。自分なんか特にそうだもんなぁ。。。
目明きのめくら。結局、本質はなんも見えていないってこった。


「アンフェアは誰なのか・・・」
この作品のキーワードである
多分、世の中の正義や倫理観を問う作品になるのではないかと思います。


とにかく、篠原さんを持って来たフジ。
これは、話で持って行くこと間違いない。
1話にして、展開が早いきがするが、今後、大注目であることは間違いないです。