きょうNPBに意見書を送りました。
すでにツイッターで拡散が広がっていますが、NPBへ直接意見を送れる窓口があります。
先ほど私も送りました。何もしないよりはいいかと思って。
https://fan.npb.or.jp/opinionbox/
送った文章は以下の通りです。
【今回決定が下されたセリーグ3月25日開幕についての意見書】
すでにいろいろな方から、あらゆる方法でNPB様へ様々な意見が届いていることと思いますが、1ファンとして私も意見をお送りいたします。
感情的に「3月25日開幕断固反対!」という方も多々いらっしゃるでしょうが、多くの人々(ファンでない人も含む)が必ずしもそうではないと思います。
今回の決定について大きな問題となっているのは、国家規模での節電対応が叫ばれ、現時点では各国民そして電鉄会社を始めとする多くの企業(主に東日本エリア)が己の理性とモラルにおいて、自主的に節電を押し進めている中で、大量の電力を消費する「東京ドーム」での開催と、神宮球場でのナイトゲームでの開催を決定したことについて、憤りを感じているのが大きな要因だと思われます。
決定を下したのは、会議に出席された各球団の代表でしょうが、NPBという組織の長は一体誰なのか?
2006年のNPBのスローガンはこうでした。
「〜すべては歓声のために〜」
その歓声を送るのは、果たして誰なのか。
各球団代表、およびNPB関係者は節電で暗くなった都心の光景を見て、なにも思わないのでしょうか?
テレビ報道で連日ながれる被災地の人々の訴えは聞こえないのでしょうか。
政治的な問題や興行収入減少による企業としての打撃はあるでしょうし、そこに関わる多くの人々の生活への影響もあるでしょう。
だから「やるな」と言っているわけではないのです。
「節電が叫ばれ、大規模停電が発生する恐れのある関東圏での興行を先送りにしてはどうか」
ということなのです。
このような未曾有の大災害を前にやれフランチャイズだホームゲームだと言っている場合ではないでしょう。
我欲を捨て、世間の声に耳を傾け、人間としての理性的は判断をみんながのぞんでいると思いますし、今こそ、NPBのリーダーシップが問われるのだと思います。
このままでは、せっかく復活の兆しを見せていたプロ野球人気に大きな汚点を残し、特に(在京)セリーグのファン離れが加速しかねません。
それでもやるのであれば、被災地の方を始め、節電に強力している国民に、「復興支援」という言葉だけではない誰もが納得する明確な理由を提示するべきだと思います。
選手達は組織の人間であるから、開幕延期と唱えても、それを退けることはまだいいとして(本当は良くないと思いますけど)実際に興行に支出するファンの感情を無視しているし、はっきりいえば、ファンを舐めてます。
ファンを置き去りにして反映する大衆娯楽なんてあり得ません。
日本全体がひとつになろうとしている中、12球団くらいまとまってみせないと、MLBに笑われますよ。
とにかく、やるのはいいが関西圏での開催など、人としての最低限の配慮をのぞみます。
そして、この文章がきちんと関係者の目に届くことを期待しています。