PRIDE GP テレビ中継を見て（前半）

今日は何にもしない。なぜなら一昨日見たくて仕方なかったPRIDE GPのテレビ放送があるからだ。バイトを早めに切り上げ一路帰宅。最近、ニュータイプに目覚めた私は通常の３倍の速さで帰宅（うそです。気分です）しばしの仮眠のあと、テレビに噛り付くこととなった。
1試合目：ジャイアント・シウバvs戦闘竜
見世物という点ではオープニングマッチにふさわしいチョイス（実際の興行では違う）。戦闘竜汗かきすぎ。あれではスタミナの消耗が激しかったのでは。初陣ということもあり、また相手が規格外ということもあって神経を使いすぎたように思う。まさかアームロック狙ってくるとも思わなかっただろうし。同じぐらいの背丈の選手とやらしてあげたかったなぁ。シウバはあまりらしさを感じられなかった。やはりヒーリング戦で見せた上から頭をはたく掌打？を出して欲しかったなぁ〜。次戦に期待。
２試合目：ヒーリングvs高橋
とにかく高橋のがんばりに尽きる！これはいい試合でした。会場では第1試合だということで工業的に良いスタートを切れたのだと思います。いや、２名ともお見事でした。パンクラスがあまり好きではなかった（リングスファンだったし「尾崎の野郎」がどうも胡散臭かったので）私が船木引退後、着実にパンクラスを視界に捕らえつつあります。高橋の継続的なPRIDE参戦を強く望みます。フン！（腕でバッテンを作る）
３試合目：ハリトーノフvsニンジャ
ちょっとこのハリトーノフは洒落にならん。でたらめであの強さは反則以外のなにもんでもないでしょう。ちょっとこの選手は面白い。ニンジャが気の毒になった。次は絶対ヒョ−ドルとやってくれ。
４試合目：ミルコvsランデルマン
結果を知っている状態で見たせいもあるのだがミルコ自身から今まで立ち上っていたオーラと言うか闘気と言うかそういったものが画面からまったく立ち上ってこない。一方のランデルマンは極上のご馳走を前にした肉食獣のようにミルコを迎え撃つ。両者がリングで向かい合った時点で既に勝負はついていたのかも知れない。それぞれのモチュベーションにものすごい温度差を感じたのだ。ようはミルコからやる気が感じられなかったのだ。そりゃ負けるわ。っていうか。ミルコ、Ｋ−１戻るんちゃうか？あまりにも勝利への執着心を感じられなかった。一方のランデルマンは最高だ。ファイターとしてもプロレスラーとしても。小川にハッスルがらみでコメントを出したのはランデルマンだけではないか！さすが"SUPER FLY"ジミー・スヌーカを尊敬し、藤原嘉明の弟子であるランデルマンだ。あんた！ホンモンのプロレスラーやで！しかし、ミルコは哀れで成らない。自業自得だとは思うが。相手もそうだが観客をなめるのもいいかげんにしていただきたい！！いままでのはなんだったんだ！？地位と名声を得てしまってストイックなまでの格闘精神を忘れてしまったのか？情けないよ。今なら永田さんでも勝てるんじゃないか？
と、ここで出かけることになったので残りは録画する。小川vsレコが早く見たい。