milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

PRIDE.29

ボーラーの圧勝劇に馬券を外しながらも上機嫌な状態でスポーツバーへ。ちょっとした手違いで元yomeの機嫌を損ねてしまったが、まあ、仕方ないね。つーかいちいち気ぃ使ってられっか!あほくさ
試合のほうは全体的にレベルの高いものが多く、GP前のエアポケット的興行ながら、かなり素晴らしいものであったと思う。準じ振り返る。

第1試合

マリオ・スペーヒー(1R 9:08 レフェリーストップ)横井 宏考●
マリオはおそらく近藤戦以来のプライド。今回もやたら汗を掻いていた。若い横井がもっと良くかと思ったがマリオがそれを凌いでいたのだろうか。手四つ状態が多かったように思う。横井が行ったときだったと思うが気が付くと4点ポジションを取られ4.50発の膝蹴りを頭部に喰らい試合が止められた。横井、頭部より出血。それよりも足を引きずっていたので神経系にダメージを受けたのではと心配したが、途中で肉離れを起こしたそうだ。それでふんばり聞かなかったんだろうなぁ。この試合、横井は勝たなければいけなかった。出直しに期待したい。
一方のマリオ。これでミドル級トーナメントに出場決定らしいがどうだろう?だったらブスタマンチに出て欲しいぞ。あきらかにスタミナが持たないと思う。マリオは。

第2試合

トム・エリクソン(1R 5:41 裸締め) ファブリシオ・ヴェウドゥム
ミルコのグラウンドのスパーリングパートナーのデビュー戦。立って良し寝たらさらに良し。とにかくこの人、強いです。

第3試合

●金原 弘光(1R 1:40 KO)マウリシオ・ショーグン
ショーグンの速さにビックリ。金ちゃん何にもできず、とどめは顔面にサッカーボールキックを受けて試合が止められた。KOになっているが金ちゃんはダウンしていないのでこれはレフェリーストップが正しいと思うぞ。
とにかくショーグン!凄かった・・・。金ちゃんはホントついてないよなぁ・・・。

第4試合

●高橋 義生(1R 1:10 KO)イゴール・ボブチャンチン
まず、ボブのシェイプされた身体に驚く。そして試合。以前にもましてキレのある打撃に感動すら覚えた。ミドル級GP。馬券買うならボブから買うね。わしゃ。いやー強かった。高橋、完全に延びてたし。

第5試合

○中村 和裕(1R 0:55 レフェリーストップ)ステファン・レコ
この試合はなくてよかったんじゃないかなぁ。見ていてレコがかわいそうになってきた。試合に挑む前の表情から以前にあった自信が全く見られない。あの、相手を舐め腐っている態度が良かったのに。今回の敗戦でさらに自信を無くしただろうが、彼はプライドに向いてないと思う。重心は高いし、プライドの試合に挑む上でプランニングがなさ過ぎる。本人というよりも陣営に問題があるように思う。ヒーリングは撤退したし、アリスターも素材だけで戦っているように見受けられる。環境が悪いんだろうなぁ。あと、ミルコも言っていたが筋肉がプライド試用ではないこともあるだろうなぁ。観戦中、嫁に散々筋肉の話(速筋と遅筋)をしていたのでミルコが筋肉の話をしたということを知り、ちょっと鼻が高い。えへへ。

第6試合

セルゲイ・ハリトーノフ(1R 3:23 KO)チェ・ム・ベ
ハリの強さはわかっているんだが、そのハリが非常にやりづらそうだった。
ムベ様が非常にリラックスして試合に臨んでいるのだ。
それは最初のにらめっこで明らかになるので必見。(あえて内緒)
ムベ様、負けたけど幻想がさらに広がったいい試合でありました。しばらく休むらしいので残念!
ハリも「プロ」っぽくなってきた。とにかく休憩前に会場は出来上がってしまいましたよ。

休憩

ここでアトランタ五輪柔道95kg以下級金メダリストのパウエル・ネツラが高田道場の柔道着でリングイン。日本語での挨拶でほほえましい一面を見せていた(ガードナーのときと同じじゃんか)
でもこの人、強いと思うよ。見た感じだけど。それにいい男だから人気出そう。ああいう余裕のある感じできっちり勝ちあがってくるようならば桜庭タイプの後釜になれるんじゃなかろうか。

第7試合

○田村 潔司(1R 5:06 レフェリーストップ)アリエフ・マックモド
結果はしかたない。が、そこまでの試合を見るにつけこのアジェルバイジャン人、強いよ。ただ、飛び跳ねすぎてたように思うけど・・・。タムラはそれで腹立ったんじゃないかな。あの金的、オレはわざとだと見ている。あと、タムラもけられてるんだよね。金的。
今回は仕方がないがマックモド選手はまた出てきて欲しい。

第8試合

アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(3R 判定 3−0)アリスター・オーフレイム
この試合はアリスターのポテンシャルの高さにただただ感心するばかりの20分であった。身体やわらけぇーの。ホジェリオはやりにくそうだった。

第9試合

クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(3R 判定 2−1)ムリーロ・ニンジャ
この試合はドローでいいでしょ。こういう試合では優劣つけづらいやな。内容はあったが見ていてしんどい試合なので地上はではカットが多そうだ。

第10試合

ミルコ・クロコップ(1R 3:42 KO)マーク・コールマン
ミルコも凄かったがコールマンがここ数年では最高のコンディションだったように思えた。身体から何かが噴出していた。
そんなコールマンを見事にいなし切って冷静に対応し的確なパンチでノックアウト。2人とも素晴らしかった。
このミルコならばノゲイラには勝てると思う。がヒョードルとなると・・・。興味は尽きない。