milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

機動戦士Zガンダム〜星を継ぐ者〜(バリバリネタバレですぞ)

まず始めに一言・・・



「あえて言おう。カスであると!」



まず思ったのが「一見さんお断り」感。
序盤は使いまわしの絵で構成されていたのだが、つなぎが雑なこと。オフラインそのまま乗っけたんちゃうか?ってぐらいに雑で人間関係やら時代考証やらつかみづらい。誰なの彼方たち?って感じ。普通に見てたらもうなんだか分からないうちに戦闘になってるし。子供がメカ乗ってるし。
まぁ、カミーユエゥーゴに合流してからは、なんとか見られるようになるのだが、今度は後付けの説明シーン。本当に説明しているだけなので「こんなのならいらんだろ」とか思う。
それに20年近く前のアニメーションから、いきなり今の技術のアニメーションに1カットだけ切り変ったりするとこが何箇所かあって、まぁ、いいカットなのだが、これが凄く違和感を覚え、興ざめした。全部書き直せよなぁ・・・。
そんで1時間もしないうちにアムロが出てくる。「早いなぁ」とは思ったものの、ここは違和感なかった。この辺りではもう「一見さん」とかは放置で見てるせいもあるんだけど、本編そのままつかってると言ってもいいんじゃないかってくらいだったし。(実際には新規に書き足したシーンも挿入されて入るが)
そんなわけで地球に下りてくるのも早いこと!
その地球でハヤトとクワトロが合流するところが新しく挿入されているのだが、これは良かったな。カイとハヤトの会話によってカミーユがクワトロのことをシャア・アズナブルだと知るシーンとなっている。本編では見られなかった2人の遭遇シーンに胸躍るのはファーストを知っているからでしかないのだが。ハヤト、大人になったなぁ・・・。
このあたりから書き直しのシーンが多くなってくるので、最初の10分の苦痛を乗り越えればなんとかいける。が、この程度なら、本編DVDを見たほうが断然いい。不親切すぎる。とここまではそう思っていた。
しかし、そんなことを一気に吹き飛ばしてくれるのがラスト10分くらいの頃かな。ロザミーやらブランやらが出てくるあたりから、もうテンションが違うんだ。なんたってここから最後まで全て書き直したシーン。
ここまでにもライラvsカミーユなんかも書き下ろしがあったが、ライラはあっさり死んじゃうんであまり残らんのだ。
とにかく戦闘シーン凄い。変形や動作も綺麗だし、キャラの表情もしっかり書けてたし。
そして衝撃のラスト。もうホントスンゲェんだ。ここはホントにすげぇよ!
アムロかっこええ!!!いつの間にこんなに男の子になっていたのさ?
まぁ細かくはバラさんとこ。
このラストの10分は見る価値大有りである。
しかし、Gacktの歌。ホントジャマ。
歌に始まり歌で終わるんだが、そのおかげでオープニングでテンション下がるし(期待感のあるシーンつなぎをしていないせいもあるのだが)せっかく震えたエンディングなのにまた歌!死ねぇぇぇーーーーー!!!とジェリド張りに叫びそうになったぞ!
とにかく、つなぎが粗い。
アニメの絵のレベルに差があり過ぎて興ざめする。
ホント全部書き直して欲しいわ。(☆2)
追記:あとあとよくよく考えてみると主人公はカミーユではなく、ファーストの面子だったなぁ・・・。