milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

喜び、そして憤り。

今日は歯医者で待たされると言われていたので予め、東スポ週刊ファイトを買っておいたが、キャンセルが出たためあっさり診療。読む時間ないまま昼寝してしまい、さっき、やっと読んだ。
今日も橋本へのいろんな方からのメッセージを掲載。印象に残ったのは武藤の「バカヤロー!」というコメントと、中西の涙目の写真とコメント。
最近はからくりの「焼肉相談室」でらしさバクハツの中西。
その中西のコメント「天国の橋本さんが帰って来たくなるような試合をしたい」
中西らしい気持ちの伝わるいいコメントだった。
今さらながら中西が好きになった。
東スポを一通り読んで、やはり橋本はみんなに愛されていたんだなということだ。
いろいろと問題を起こしてしまったことは責められても仕方がないが、袂を別れたゼロワン勢からも「嫌いになれない」というコメントが聞かれるように、本当に正直に生きただけなんだと思う。
自分の行動に自分で責任をとるという意思で、全てをきちんとするようにしていったんだと思う。
団体の負債を背負っての退団や奥さんとの離婚にしたってそういうことなんだとおもう。
それを他人がとやかく言う筋合いはないはずだ。ましてや亡くなられてしまった今となっては・・・


そこでファイトの記事を読んだ。
訃報は2面に差し込みで入っていた。
週刊紙という出版形態で間に合わなかったのかも知れない。
それでも、なんとかしてもらいたかった。
かなり、紙面に貢献した選手であろうに。
そんな情熱を持った社員はもういないんだろうなぁ。


それでとどめが編集者の談話室。
ここは橋本の訃報の話しか載っていなかった。各団体の事実確認の話から始まっているのはいいのだが、問題は不倫のことに関して。
このニュースはファイトでもでかでかと取り上げていた。これは業界紙としてはあるまじき行為だと今でも思っているが、今回もその不倫にたいして「人間としてやってはいけない行為」だとか、前夫人と現在の彼女を交えて食事をしたことを「信じられない」と言っている。断罪はしていないが、似たようなものだ。
かつて長州は宮戸に対して「てめぇの墓にクソブッかけてやる!」という名言を吐いたが、この行為は実際に死者を愚弄する行為ではないだろうか?オレが言うのもなんだがデリカシーが欠如していると言わざるえない。
不倫とは読んで字のごとく、「倫理を不する」ってことだから、まぁ、文句言われても仕方ないかも知れないが、当人同士が納得の上で問題を解決しているのであればそこに第三者が意見するのはおかしいのではないか?
3人が会ったことだって、当人同士の話し合いの末に合意したことなんじゃないのか?
書くだけ書いて、実際のところは良くわからない。それは当人への取材ができていないからだろう。
なら、そんなちょうちん記事を書くんじゃないよ!ましてや、専門誌はその業界の選手、関係者がいなくては成り立たないものでしょう?
今回の談話室はホント、何も考えていないアホの記事だ。
橋本の記事以前もあまり買っていなかったが、今後、一切、ファイトを買うことはないと思う。


本当に腹立たしく、残念でならない。
自分も同じようなメディアにいることを肝に命じ、今回のことを深く受け止めておきたいと思う。

それが私なりの供養になると思っています。