milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

コマツ企画「GAMERS」 @笹塚ファクトリー

昨日はお休みということで、昔、共演した芸達者な変態野郎(ジョークだぜ!)の変態的な芝居を笹塚くんだりまで見に行った。


知らない人も多いと思うが、私の知っている限りでは笹塚に劇場は2つある。
新宿からも近く、駅前にはいろいろお店があり、ちょっと盲点でしたが、非常に立地はいいのではないかと思う。
かく言う私も、そこの劇場が完成する前にそこで行われたワークショップに参加したことがあって、酷い目にあった悪い記憶しかないんですが・・・それはどうでもいいや。


で、内容。


ネットゲーム世界と現実が混同している摩訶不思議なお話で、話が終っても、だれが実在の人物なのか、そうでないのかが、よくわからなかった。


がしかしだ!
そんなことはどうでもいい!!


随所にみられる独得の着眼点だったり、表現方法には、正直、ビビってたじろいだ!!
前回、この劇団をみたのは2年くらい前だったと思うけど、その時よりも「芝居」としてまとまっていた感があったし、テーマは難しくても、基本的に「笑い」という要素では外さず、テンポもよく、小気味が良かった。


テーマ自体は各々が、終って暫くしてから、じわじわと脳みそのおくのほうから、沸き上がって来た時に、何を感じるか。そこに興味があるな。


とにかく、馬鹿なんだけど、シリアスで役者も思いっきりがよく(よくここまで羞恥心を捨てられるなぁと感心するが、壁を超えられれば、その先には素晴らしい世界がまってるんですよねぇ・・・)演れるなぁと、呆れ半分、関心半分。


ところどころにちりばめられたエロスに、感覚がもやもやした変な気分で会場をあとにした、秋という季節と相まって、やたらと人肌が恋しくなった、欲情の32歳であった。



ともあれ、いいもの見ました。ナイスだ!ジュンヤ!!