milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

嵐山

ついたのは16時過ぎ。
一応、明るいがくらくなるのは早そうだ。
桂川沿いの道をとにかく奥へ歩いて行くことにする。
紅葉はもうシーズンを終えているのもの、景観は素晴らしい。
沿道の左手は山。
「落石注意」の看板とひしゃげた柵を見るにつけ、なんか圧倒される。
右手に川。
なにか吸い込まれそうな緑。


こういう所は変な気分の時に1人できてはイケナイなと、ココロを常に緊張させ、未知なる誘惑にそそのかされないよう、てくてく歩いた。
すれ違う人々の好奇の視線を一心に集めながら。。。


「絶景」
という看板に誘われ、どんどん、奥に入って行く。
対岸の山の中腹にディーゼルの機関車が走る。
一気にド田舎。


ようやく、目的地。汗だく。
入り口をよく見ると「400円」と書いてある。
道中、有料と書いてあるとこは一個もなかったぜ。
呆れたが、ふつうならここで、入っちゃうんだろうな。しゃーねぇって。
しかし、17時までということで、あと5分もない状態からではなと、俺は断念。
次回の楽しみにとっておくことにした。