milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

ラブカツ

先ほど風呂上がりにテレビを見た。


「ラブカツ」


どんなカツやねん!とつっこみ入れたくなったが、ラブと部活を掛け合わせた造語みたいです。
途中から見たのだが、内容は女の子がいる高校に別の地方の男の子を連れていき、ねるとんみたいな感じでアバンチュールを過ごしたあと、告白タイムがあり、結果は1週間後の携帯への直電話でするというもの。

最後の部分だけ昔とちがうが、まぁ、ねるとん高校生バージョンってとこだと見受ける。(最初見てないのでわからんが)

俺は告白するとこと結果だけ見たわけだが、これがういういしいったらありゃしない。

東京にいると気付かないけど、それ以外の道府県の子はすれてないのか、感情が素直にオモテに出て来て、それが凄くリアルな感じがした。

多くの大人(といわれる)人たちが通って来たであろう、甘酸っぱい感覚が蘇って来て、なんとも恥ずかしいやら微笑ましいやら。

やってることは企画の焼き直しでも、出演対象を変え、シチュエーションをちょっと変えるだけで、こんなにも、暖かい気持にさせてくれるとは思いも寄りませんでした。

俺はまぁ、殆ど、青春の敗者であったし、フラれるってことはいくつになっても辛いことではあるが、高校生の時よりも、自分にうそをつくのがうまくなったんだなぁと、彼らの仕草や表情をみて、おじんになった自分を再確認させられてしまったのです。

純朴で自分に素直だったあの頃の気持。
少しづつ時の流れが我が身を削っていくに連れ、次第に薄れていくものだとしても、やっぱり、自分の根っこは根っこだし、それを無くしてまで、世の中に留まっていたくはないなと、改めて思った。




そうとはいえ、今の仕事はその存在がすでに「虚像」でしかない世界。
その中でみなが「虚勢」を張って生きている。

息苦しいったらありゃしない。

そういうことの積み重ねて、結局迷惑を被るのは、出演者と視聴者なのに、作り手はカメラの向こうが見えていない。
目の前の事で手一杯なのが現状だったりする。

悲しいね。
ウソつくの、やめちゃって、負けちゃえばいいじゃないの。
ばっかみたい。

楽しく仲良く元気よく、なんでそうならないのか。

やっぱり、この世界は不健全です。



話は結局、愚痴になってしまった。

上記の番組。
てっきり「台場」の仕事かと思ったら「汐留」の仕事でした。

む!お見事!!