ラブカツ
先ほど風呂上がりにテレビを見た。
「ラブカツ」
どんなカツやねん!とつっこみ入れたくなったが、ラブと部活を掛け合わせた造語みたいです。
途中から見たのだが、内容は女の子がいる高校に別の地方の男の子を連れていき、ねるとんみたいな感じでアバンチュールを過ごしたあと、告白タイムがあり、結果は1週間後の携帯への直電話でするというもの。
最後の部分だけ昔とちがうが、まぁ、ねるとん高校生バージョンってとこだと見受ける。(最初見てないのでわからんが)
俺は告白するとこと結果だけ見たわけだが、これがういういしいったらありゃしない。
東京にいると気付かないけど、それ以外の道府県の子はすれてないのか、感情が素直にオモテに出て来て、それが凄くリアルな感じがした。
多くの大人(といわれる)人たちが通って来たであろう、甘酸っぱい感覚が蘇って来て、なんとも恥ずかしいやら微笑ましいやら。
やってることは企画の焼き直しでも、出演対象を変え、シチュエーションをちょっと変えるだけで、こんなにも、暖かい気持にさせてくれるとは思いも寄りませんでした。
俺はまぁ、殆ど、青春の敗者であったし、フラれるってことはいくつになっても辛いことではあるが、高校生の時よりも、自分にうそをつくのがうまくなったんだなぁと、彼らの仕草や表情をみて、おじんになった自分を再確認させられてしまったのです。
純朴で自分に素直だったあの頃の気持。
少しづつ時の流れが我が身を削っていくに連れ、次第に薄れていくものだとしても、やっぱり、自分の根っこは根っこだし、それを無くしてまで、世の中に留まっていたくはないなと、改めて思った。
そうとはいえ、今の仕事はその存在がすでに「虚像」でしかない世界。
その中でみなが「虚勢」を張って生きている。
息苦しいったらありゃしない。
そういうことの積み重ねて、結局迷惑を被るのは、出演者と視聴者なのに、作り手はカメラの向こうが見えていない。
目の前の事で手一杯なのが現状だったりする。
悲しいね。
ウソつくの、やめちゃって、負けちゃえばいいじゃないの。
ばっかみたい。
楽しく仲良く元気よく、なんでそうならないのか。
やっぱり、この世界は不健全です。
話は結局、愚痴になってしまった。
上記の番組。
てっきり「台場」の仕事かと思ったら「汐留」の仕事でした。
む!お見事!!