milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

立て!ジャイアンツ!!

先にいっとくけど、巨人ファンではありません。
この日は今季2度目の10連敗&1999年以来のシーズン中単独最下位転落!というショッキングな日になりそうなゲームでした。それは初回にSが一挙7点も取ったからである。


その瞬間、俺は怒っていた。
もう、周り無視してメチャクチャ怒っていた。
不甲斐無いと・・・。

その思いが通じたかどうかはわからんが、ここ14戦連続1桁安打だった打線が突如大爆発!
一気に同点にし、その後、高橋&スンヨプの連続アーチでひっくり返したのだ!
すげぇー!

そんなわけで、連敗をようやく脱出した巨人ではあったが、なんか、違和感を感じるのであった。
凄い勝ち方ではあったけれども、これが継続していく様にはどうしても感じられなかったからだ。
ベンチの空気は「さぁ!次も!」という勢いではなく、「よかった・・・」という安堵感が支配しているように見受けられた。


昨年から野球に関わる仕事をしてきて思ったのが、やはり「巨人が強くないとつまらん!」ということなのだ。
よくも悪くも「強い」からこそ話題にしやすい。
とくにアンチならばなおさらだ。
今の巨人の現状では同情すれども、ヤジったところで悲愴感しか感じられない。


で、ちょっと思ったのが今の巨人って、現代日本を象徴しているのではないかということ。


ベンチの雰囲気が異質だとモニターでも感じることができるのだ。
だれも責任を感じていない。
必死さと言うものが見えてこない。


うちの会社の上もそうだけど、下のモチベーションをいかに上昇させていくかで、仕事の能率や結果も違ってくるという簡単なことがわからないのか、あるいは、上げる方法を知らないのか。


高い位置からわーわー騒ぐのは誰でもできるわけで、実際に下に降り、同じ目線で語ることによっても信頼とか生まれるのではと思う。
そうでないなら、みなから見える高い位置から、その威厳を行動で示すべきである。


原監督はもっとどっしり構え、コーチ陣をしっかりまとめあげて欲しい。
本社の首脳陣も、任せたのだからごちゃごちゃいわんとまかせりゃいいんだと思う。



昔から言われるが「船頭多くして、船、山に登らず」ってことです。


どこの組織にも言えるけど適材適所を自己でも見極めなくてはいけない時代なのだと思う。
もっとも、今時の主流はどうみても「唯我独尊」でしかないと感じてしまうのは、寂しいですよ。。。