野球：H×F

この日は２度目の解説つきゲーム。
当初はM×Lだったのだが、諸事情で直前でこちらに変更となった。

しかし、俺はついている。
この番組でゲームを担当すると、必ず、見所があるゲームに当たる。
ひどい時には１試合でホームラン９本ってときもあった。

で、このゲームの見所。
それはF：八木×H打線である。
ここまで、２戦ではあるが１度は１０回までノーヒットノーランに押さえ込まれるなど完全に封じ込まれ、対戦防御率がなんと0.48。２試合で１点やっと取れるかってくらいの数字だ。

ところが、この日のHは緩い変化球（主にスライダー）に的を絞って、的確にセンター方向へ打球を運んでいた。
結果は３回0/3で４点奪って、苦手になりそうだった八木をKO。お見事という他ない。

一方のH：寺原はここ数年、故障などもあって納得の行く数字を残せていなかった。前回当番でも良い結果が残せていなかっただけに、余り期待していなかったのであるが・・・

初回の３連続四球を除けば、ストレートを主体に変化球を上手く使い、打たせて取る華麗なピッチングを披露。
終ってみれば２安打でプロ初完封！
前日に斉藤和が完投負けで激怒した映像を見ていた私は、王監督の入院という非常時の中で、チームが一丸となって勝利に向かう姿勢を見せたこの日の寺原＆打線に、非常に好感を持った。

「今年はソフトバンクだろう」というシーズン前の予想（何度もいうがロッテファン）が現実味を帯びてきたなと内心安堵したゲームでした。

仕事のほうは、解説の方と自分の見所が一致を見たので、話が早く、さらにいろいろなことを伺うことができ、非常に勉強になったものの、本番にうまく活かすことができなかったので、次回の肥やしにしていきたいと思いました。