milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

回想 "芝の脅威"

途中、時間が空いたのでCSの競馬番組を見る。
"グラスワンダー 〜夢色の軌跡〜"
友人であるペンクロフ氏のこの馬への思い入れは特別だったと記憶する。
しかし、私のほうは・・・そうでもなかった。
と、いうのも当時の私は第一次社会人期だったので、あまり競馬にご執心ではなかったのです。
ペン氏をとりこにしたのは朝日杯3歳S(当時の呼称)でのレースっぷり。
私、まだ見たことないので「ちゃーんす!」を思ってチャンネルをつけたら・・・・
毎日王冠からでした。
つけたときには既に終わってたのねぇ・・・。
このレースは私も見ましたよ。
ペンさんが入れ込む馬ってのはそんなになかったので、その後は注目してみてました。
有馬の馬券は買ってたしなぁ(メジロブライト大好きだったもので)
このときに60万勝負しとけば、その後の人生は変わっていただろうな。1年間違えた。
今回の放送で収穫があったのは、2連覇達成の有馬記念とラストレースとなった宝塚記念を見られたこと。


まず、俺が命掛けで挑んで激しく散った1999年の有馬記念
いろんなことに嫌気が差し、RE-BORNしようとして会社を辞め、当時持っていたカードで借りられるだけお金を借り、その全額(約60万)をグラス−メジロに突っ込んだ、思い出深ぁ〜いレースである。
当時はメジロに不利があったように見えていたが、改めてみるに、勝負どころで外からグラスとスペシャルが来てしまい、外に出せず、仕掛けが遅れてしまったことが大きな原因だったと思われた。
最後の脚色を見るにつけ、あそこが全てだったように思う。
結果、大きな借金を背負ったレースだが、その後はスッキリしていた記憶がある。
あ、スペシャルウィークには最後まで縁がなかったな。


続いては2000年の宝塚。
当時の蛯名は「3角回るときには”もらった!”と思った」といっていた。
実際のレースをもう一度みるにつけ、ホント、3角での走りはものすごかった。
結局は故障してしまうのだが、あの瞬間は鳥肌、ゼンブたった!だわ。すごい。



最近、パッとしない競馬。
ディープは確かにすごかったけど、なんか心を振るわせてくれるような、ものすごさを感じることができなかったのは、彼に「ライバル」がいなかったからだろう。
それが残念だな。
結局、ディープは俺の記憶に残らないような気がします。