【日常】溶解人間

「あ、暑い・・・」

その一言だけを残し、オレは消えた・・・
と、言うか正確には「溶けた」と言ったほうがいいだろう。
オレを構成している肉体が、オレの預かり知らぬところで一挙に水へと変化した。
液体になったオレは、この真夏の暑さから解放されるかと思いきや、そうは問屋がおろさないのであった。
水は熱せられると気化し、水蒸気となる。
そうして、空へと立ち上るのだ。
太陽にどんどん近くなっていくオレだった水・・・
いつしかどこまでがオレなのか、区別がつかなくなっていくのであった・・・

物語に常に終わりがあると思ったら大間違い。
ただ、物事を切り取っただけに過ぎないのだ。
しかし、始まりはある。そのことに気が付かなくてもだ。
だから、始まったものが全て終るとは限らない。
終りをきめるのは・・・人の主観だからだ。

終わらない歌を歌おう。くそったれの世界のため。

・・・なーんて。
タイトルだけ浮かんで書き始めてみたらこうなった。

とにかく今日は暑かったな。
昨晩、地震があったけど、酷く暑い日が続いた年には、大きな地震があるっていう法則があったような気がしますが・・・。

最低限、大切な人だけは守りたいと思います。
そんなあの人は「なつふぇす」で北海道です・・・んがー。