milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

2月14日

バレンタインデー。
ふと「落語聴きたい」と思い浅草へ。
相方と17時半待ち合わせだったが・・・疲れと呑みすぎで30分遅刻。
普段は待つほうだが、珍しく待たせることになり、ビール1杯献上。チーン。
参拝後、園芸ホール。
にゃん子&金魚師匠最高。で一回落ちる。
起きたらもう"紙切り"の正楽師匠。
相方、ここぞとばかりに「朝青龍!」
初めて現物を手にとって見ました。はーすごいなぁ。
最後は正蔵さん(旧こぶ平)だったが、飛行機遅延で間に合わず。
一門の別の方だったけど、「紺屋高尾」を始めて聴いた。
これは談笑さんの「ジーンズ屋ようこたん」を先に聴いていたので、「おお!元ネタや!」と思わぬ拾いものであった。


が、しかし・・・


いつも行こうと行っていた浅草の中華料理屋で「あれ」(本当に"あれ"という名前)を食べていざ会計・・・


「あ、財布ない!!!」


相方に会計を託し、脱兎のごとく寄席へ戻るも・・・


「シーン・・・」


そりゃそうだ。
寄席終わって30分くらい立ってるもん。あべしっ。
と、そこへ通りがかったのが、おまわりさん。


「た、たすけてへ〜」


と、泣きついて近所の交番へ。
「現金5万円&クレジットカード」
これはきつい。
が、カードは止めればいいし、金はパチンコで消えたと思えばいい。(←この発想アホ)
しかし・・・


「10万円分の領収書」


これがでかい。
「精算しときゃよかったなぁ・・・。」
と早くも諦めモードで、書類に記入。
警「通常、忘れ物があったら、こっち(交番)に届けてくれるんですよ」
と、いうことだったので、待機。
しかし
「届いてないですねぇ・・・」
ああ、オレの15万・・・。

と天を仰いだそのとき!



演芸ホールから脱兎のごとく走る人影が!



「こんな早く走る人始めてみた」
と相方に言われるほど、迅速なスタートで追いかけ


「すいましぇーん!中に財布忘れたんですけどぉおおおぉぉぉおーーーー!」


相手もはしりながら
「中に人いますよぉぉぉおおぉぉおーーーー!」


多分、終電間に合わないんだろう。
と、いうことで、無人の演芸ホールのシャッターをガラガラガラ!
中にいるおじぃさまに「財布落としたみたいで・・・」と話し、一緒に探してめでたくご対面!
ああ!昇天!しょうてぇ〜ん!!!


かくして、財布は無事帰還。
この財布、相方との1周年記念で購入していたものだったので、中身より、現物が帰ってきたことが一番嬉しかったりした、ハプニングバレンタインデーでした。


帰りにもう一度お参りしたのは、言うまでもない。