milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

気になるニュース

お久しぶりです。
表題の通りですが、久々に。

□プロレス場外乱闘に巻き込まれけが、損賠訴訟  (読売新聞 - 12月17日 06:28)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000001-yom-soci

うむぅ。困ったねぇ。

最近、個人としてはめっきりご無沙汰のプロレス。
ニュースの文章を読むまでは「ああ!大日本、とうとうやっちまったかぁ・・・」とか「松永!?やっぱりディンジャー!すわっ!ステーキ屋たたむか!?」とか思ったが、全日ですか。困ったねぇ。

どのレスラーがやったんかわからんが、周りの観客の動きも視野に入れておかないといけねぇのは、プロとしての最低条件でしょうに。

かつて「レザーフェイス」っていう、とんでもない外国人レスラーがいた。

彼は入場時に、動いているチェーンソーをぶん回しながら入ってくるし、観客に向かってそれをフルスイングしたこともある。

当たれば確実に死にます。

ハンセンだって、ブロディだって、シンだって、威嚇行為(ファンにもみくちゃにされることは、レスラーにとっても危険だとのことで、牽制して近寄ってこないようにしていたと「プロレススーパースター列伝」に書いてあった。名著。アントニオ猪木・談)としてはいろいろ振り回して、けが人だって出てると思うけど(ファンが逆に近寄ってね)そういう行為だって、客とのアンサンブルがきっちりとれているから大事故にはつながらないんだろうし、客のほうもレスラーとの距離感をわかっているからできることであろう。

しかし、興行において、常に考えなければいけないことは、そういう約束事を知らずに観戦している一見さんや、自分には間違っても危害は加わらないだろうという「危機管理のなさ(←安全で当たり前という、日本人の特に女性には多くみられる精神構造ですが)」を持って、会場に来ている人間を想定して、試合を組み立てることは、当たり前に行われていなければ行けないハズである。

だって、新規開拓していかなきゃ、顧客規模は減っていく一方でしょうに。

観客の「危機管理のなさ」は、苦言を呈したが、まぁ仕方ないとして、レスラー側にその意識がなかったのかという点で、今回の件は、かなり重大な過失だと思います。

ただ、賠償金額が妥当かどうかといえば、疑問符がつく。
だって、歩けるんでしょ?的な。
骨折→リハビリの過程がどうだったのかということもあるだろうし。

武藤社長に限って、アフターケアをおざなりにするようなことはないと思う(自分の勝手な見解だけど)し、「私、プロレスの味方です!(by村松友視)」なので、ちょっとキナ臭い感じもしますが、なんにせよ、どシロートをケガさしてしまうなんて、プロとしての自覚と資質を疑いますね。

そういう事のほうが残念ですね。ほんとに。