信頼感の裏側で

そんなこんなで仕事中は殆ど口をきかず。もはや手後れな感が否めず。悲しい限りだ。もっと、前向きに生きて欲しいよ。みなさんには。
そんなことを考えながら早々に帰宅。あいつとはついぞ触れあうことはなかった。ここ数日では珍しいことだ。
帰宅して電話。最初の頃はあいつからかけて来たことが多かったが最近はそうでもない。今日は自分から連絡をとった。立場逆転だ。
電話にてあいつは言った。「今日はちょこっとプラスー」ん？どういうこった？聞けば今日はスロットをやったとのこと。『ブチッ！』私の中で何かが切れた。
先週末の競馬で持ち金が完全にそこをついた私達は金策に走る。ＣＤ売却分とＰ氏に借りた分でなんとか給料日まで２人が生活できる分をやっと確保し、あいつに取りあえず少々金銭を廻した。その際に「今月は運が向いてないから、堅実にいこう」と約束し、ギャンブルを一切禁止していたのだ。それをまあ、あっさりと裏切っちゃったわけなんだよ！あいつは！！
本当に、物凄く腹が立った。頭下げて工面した生活費だぜ。なんなんだよ！一時的な欲求を押さえることができなんてガキのすることじゃねぇか！あまり俺を馬鹿に済んじゃねぇぞ！！マジで。しかも、他にも工面する話をしたばかりだったじゃねぇか！何考えてんだよ！！馬鹿じゃねぇの！？
・・・本人には説教をした。もともとそういったことにたいしては希薄な娘ではあったが、ちょっとショックだった。そして、悲しかったよ。わかったようなのでその場は許すことにした。電話でかえってよかった。
とりあえず結果プラスでよかったが次回、こういうことがもしあった場合、絶対に助けない。と思う。自分にも言えることだが一旦失ってしまった関係を修復するのは並み大抵の事ではないのだ。あいつにはそのへん、肝に命じて頂きたい。約束はしたので今回は助けます。俺の意地で。