milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

インターバル

次まで時間があるので一時別宅へ。何やら得も言われぬもどかしさに襲われていた私は、ふとんに横になった。そこへ彼女。こっちの気持も知らずにべたべたまとわり着いて来た。いつもならば何となくたしなめるのだが、この日の私はなぜかそんな余裕はなかった。「空気読めよ!」強く、怒鳴り付ける。さすがに身体は離したが何やら話し掛けて来る。俺は見て来た芝居に対する感情を一気に吐き出した。聞く方としてはいい迷惑だろう。だって見てねぇんだから。悲しそうな彼女の顔。それでも放っといてくれと思っていた。だったら、家帰りゃいいのにな、俺。余りにも勝手すぎる。今思えば反省できるが、日頃からの心身の疲れもきっとあったのだろう。そんな空気では流石に芝居に行けないので、持って来ていた「city boys mix "ラ・ハッスル・きのこショー"」のバカな兵隊コントを見て、なんとか持ち直しでかけることにした。勝手な男だ。