関西での列車事故を受けて

休憩室に入るや否や眼前に飛び込んできたのは建物にめり込んだ電車の車両・・・。
一瞬、地下鉄東西線（三鷹〜中野〜東陽町〜西船橋）かと息を呑んだが、関西の福知山線での出来事だと知り、それでまた、息を飲んだ。
関西圏には多くはないが知人がいる。なにより、両親の実家はそれぞれ兵庫（加西）と大阪（東住吉）なこともあり、親類も多い。
この段階ではどうすることもできず、休憩を終え、後半の労働を勤め上げ、足早に帰宅。家族に聞いたところでは親類関連はこの電車を使うことがない。ということなので、かろうじて気を落ち着けた。
つい先日、関東圏のことではあるが、最近のＪＲおよび地下鉄線での運行状況に苦言を呈したばかりだっただけにショックだった。
東京でもかなり前のことになるが日比谷線（隣の東急では脱線防止ガードがついていた）で中目黒から渋谷方面に向かう電車が通勤ラッシュ時に脱線事故を起こし、５人かが亡くなった。（２０００年）
新潟での大地震時に脱線した新幹線では死者は出なかったのに、人災（まだ決まったわけではないだおそらくそういうことになるだろう）で、人が亡くなってしまうというのは残念でならない。
今、ニュースを見ているが置石の可能性もあるんだそうな。
そうだとしたら、ほんの些細な悪意の代償が５０人以上の命というのはやりきれないよ。善意はなかなか伝播していかないのに、悪意は簡単に伝播していく・・・。いやな世の中だ。
とにかく、亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします・・・