milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

サラシモン

という言葉がぴったりくる。と思う。


スポーツ紙はそろって"ムイチモン?"と書かれていた"らいぶどあ"の"ノーネクタイ"さんが逮捕された。らしい。
良くわからないけど、お金に関して、ズルをしたということのようで、お役所が「コラ−!なめんなぁー!」ということなんでしょう。
ズルしていただいていいのは、ロス・ゲレロスだけです!ビバ!ラ・ロッサ!(エディよ、安らかに。。。)


これまた長いので・・・
今回、問題にしたいのは、"マスコミの報道姿勢"
もう、明らかにタイトルの言葉通りの扱いではないか?
確かに"彼"はうさんくさいところがあった。
会社自体の実体も良くわからない。


でも、ちょっと待とう。


一体、"彼"が何をしたのだろうか?
社長という立場で責任を取らなければ行けないのはわかるし、罪は罪としてしっかりと償う(まだ決まったわけではない)必要があるだろう。


しかし、今日の報道はどうだ?
なんか違和感を感じなかったか?


私は思い出した。
この手法、オウムのときとちょっと似てる。と。


社会的ヒール感を煽り、いたずらに加害者側を刺激するマスコミ。
今回は流石に報復処置をとるようなことはないが、加害者側にも家族がある。
そこを忘れては行けないと思う。
事件の内容や全貌が放送され、それについて専門家が意見をするのは仕方ない。
しかし、加害者の人間性がとわれるような映像を意図的に編集し、流すということは、あきらかな情報操作だと思う。
そんな権限は報道にはないだろう。(ちなみに私がみたのはTBSの夕方のニュースだ)
これは、対象を"人"と思っていないからできることだ。


ゲストの「模範解答」的かつ「倫理的」コメントは必要無い。なぜなら物事のとらえ方は千差万別だからだ。
ゲストが意見を述べることで、それがあたかも「一般論」のように化けてしまう。これがTVの恐ろしいところだ。


蛇足だが、連載が再開されたサラリーマン金太郎では、本宮氏がそういうことを含めて、日本のマスメディアの有り様を問おうとしている。
マンガとしては文字が多すぎるのではあるが、注目である。


今回の"彼"は選挙に出る際、「大衆は馬鹿だ」と連呼していた。とナレーションで伝えていた。
本人の発言は一切ないにも関わらず、そういうVを作ってしまうことにデリカシーのなさを覚える。


大衆は馬鹿である。


これはマスメディアの(特に上のほうの人)怠慢である。
視聴"率"に振り回される余り、肝心の視聴"者"に目が行かないのだ。
典型的なのはNHKの紅白である。
本来、受信料で成り立っているNHKにおいて、視聴率は全くどうでもいいもののハズである。
なぜなら、数字が良くなったところでスポンサーからお金が出るわけではないからだ。
NHKにおけるスポンサーは受信料を払う大衆なのである。
他局の数字に関わらず、大衆が満足できる"作品"を放送していけば、自然と受信料は払われると思うけどな。
(もっともこれはkamiproでのDSE榊原代表の受け売りですが)


横道に逸れた。


視聴者はバカにされているんですよ!
怒っていいと思います。


今ではCS.BS.インターネットと番組も多様化してきました。
私は昔から、地上波なんてなくなっちまえばいいと思っています。
全部、有料放送にしてしまえば、見る側も真剣に見るし、作り手ももっとクオリティの高い"作品"を作っていけると思っています。


世の中に溢れている情報をありのままに受け止めるのではなく、自分で考えて、判断し、評価していくことを個人が心掛けて行くことで、こういった心無い報道姿勢がなくなるのではないかと私は思っています。


また、仕事をして行く上で、ブラウン管の向こう側のことを意識しながら、日々の時間との戦いに飲み込まれてしまわないよう、精進しなければと肝に命じたら、こんなに長い文章になってしまった。


簡単にいうと「今日の放送のしかたには『がっ、ペ!むかつく!』」ってことです。関係者でもないのに。ね。