milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

Let's!甲子園(長篇) 

その1 〜発端〜

話は前日に遡る。
いつものように週末のレギュラー番組を終えた私は部類の野球好き(やるほう)であり、元高校球児(甲子園未出場)であった25才の先輩Dが「甲子園に行く!」とハイテンションでいることを耳にした。
全てナイターだった関係で決勝戦、延長15回翌日再試合という試合をTVで見てしまったからだ。
通常、わてらは月曜日特にすることがない。
そんなわけで、彼は元同僚の人と盛り上がり捲りつつ、電話で段取りを進めていた。
私のほうは「この人あほやなぁ・・・」と前向きに思いつつ、自宅で見ようと月曜休みにすることにした。


事態が急変したのは今朝の6時。
休みなのをいいことに朝までサカつくをやりながら気絶していた私。
ふと目が覚めて電源を落とし、昼まで寝ようとしたところ・・・


メールの音が鳴り響く。
誰や?と読んでみると

"milo23"さん起きてますか?
相方がドタキャンしたので、甲子園行きませんか?

とまぁ非常にチャレンジ精神をくすぐるメールではないか!
一応、金がない旨と到着がおくれる旨を伝えたのだが、完全に目が覚めた私はめんどくさいので電話をし、
「行きまちゅ!」と即答。
家の人に「甲子園に行ってくる」と告げ、あんぐりと口を開けている家人。
ようやく「今日、ごはんは?」とのんきな声がかかったが「いらーん!」とだけ叫んで、手荷物も持たずに一路東京駅へ向かった。。。

その2 〜出発〜

先週と同様、月曜の朝に東京駅。停電がない分、落ち着いたものである。
同僚と合流すると「実は銀行に行けてない」と判明。
お金を借りるつもりだったので、ちょっとビビってたじろいだが、まぁ行けば分かるとばかりに、有り金で旅券を購入。
メールをもらってから2時間。私たちは車中の人となり西へと向かっていた・・・


車中にて。
ドタキャンの相手の話し。
前に会社にいた人なのだが、どうやら体調不良だとか。
この人は仕事もそれで結構穴をあけて大変だった思いがあるが、身体のことだけは仕方ない。
私にとっては逆にチャンス(通称:逆チャンス)となったわけである意味感謝感謝である。


同僚は1人で出かけるということが苦手な性格で、私が行かないと言ったら行かなかったらしい。早くいってよ。とかちょっとこの時は思いました。だって、やっぱし眠いし、先週大阪言ったばかりやもん・・・とちょっとひよってたんっすよ。まじで。

その3 〜到着〜

そんなこんなで駅弁を食べ、富士山を見た後は2人して気絶。同僚はまったく寝てないとのこと。
私より立場がえらい(年下だけどしっかりものなのです)ので、いろいろと前日からも忙しかったらしく、ここ数日はあんまり寝てないんだそうな。それで甲子園だから・・・若いわと感心する。
そうは言っても、私もそれにいきなり付き合うのだから、相当・・・まぁアホですわ。


「終点〜。新大阪ぁ〜」


到着。
銀行に行けばいいのに、まっすぐ甲子園へ向かう。
道のりは一度行ってるし、大阪に慣れっこちゃんな私のおかげでスムーズについた。


平日、お盆も終っとるにも関わらず、結構な人。人。人。
しかし、1時間半前では、まだまだ余裕がありました。
2人ともに駒大苫小牧を応援しようということで見解の一致を見た我らはライトスタンドのバックスクリーンよりとかなりの好位置を確保。この席で無料ってのはホント申し訳ないですわ。


試合までの間、「興奮するとお腹が痛くなる病」を発症し、かなり焦ったものの、シートノックを見たり、初かちわりを体験したり、同僚に両チームの話しを聞いたりしている間にプレーボールと時間と相成った次第でございます。

その4 〜観戦〜

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