milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

ディレクターってなんだろか

深夜2時から作業再開。
撮れた映像を見てがっかりする。
絵作りというものへのこだわりを強く持つべきだと思った。


一回、全部を紙に起こす。
起こしながら頭へ叩き込む。
インタビューっていつも思うけど、全部使いたいなって思う。
一言一言にその人の想いが込められているから。
それを「偏った演出意図」によって切り取っていく。
テレビに乗っかってくるものがすべてではないってことを作りながら痛感する。


様々なしがらみを受けて制作している中で、自分はなぜこの仕事をしているのか?


出たとこ勝負で始めたものだが、やる以上は社会に対して自分なりのメッセージや意見を伝えて行きたい。それはなにか。


スポーツというものは、瞬間的にあらゆる感情を共有することがある。
それは見ているほうが勝手にそうなるのである。
しかし、当事者たちはどうなんだろうか?
彼らのもっている考え方、感じ方をできるだけ正確に伝えることが、私が心がけて行きたいことなのである。


私たちが見ることのできない世界を彼らは知っている。
だったら、そこにいくことは叶わなくとも、少しでもその世界に触れてみたいと思う。


幸運とはいえ、その高みに触れるチャンスに恵まれている以上、やはり、覗いてみたい。


その先に、自分が求めるものがあるような気がする。



そんな極めて漠然であり、個人的である思惑を抱えて今後は行こうかと思います。