milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

意識改革

前日の企画もの。しんどかったがやってよかった。
全く持って番組制作者としての向上心ってものが沸かなかった自分が、何かをつくるということのしんどさと楽しさを実感することができたのだから。


その成果はいきなり次の日に現れる。
細かいことは、人によっての考え方と感じ方が違うから、一概には言えないところであるが、この日は自分としてはいい仕事をしたと思う。


メジャーコーナーの担当だった私。
運良くドジャ○スの斎藤がワイルドカードでのプレーオフ進出を決めたゲームに当たった。
いままでだったら「めんどくせぇ」と思うところだ。
しかしこの日、斎藤選手のインタビューを聞いていて「全部見せたい!」って思ったのだ。
彼は確かFAでメジャーに挑戦した。
開幕はマイナーで迎えたが、自力で這い上がり、今ではチームになくてはならないクローザーとして24セーブをあげている。


自ら勝ち取ったプレーオフといってもいいだろう。


この日、最後のバッターを三振に切ってとった球(おそらくスライダー)は、もんのすごい切れ味で、ホントもう感動的な球筋だった。
インタビューでもほろ酔いだが、すがすがしい表情をしていた。
小泉元総理じゃないけど「感動したっ!」って感じですよ!


この日は他にも大塚投手のシーズン総括や城島捕手の「プロとしての心構え」など、インタビュー盛り沢山で、全部見せたいと思ったが、様々な制限から泣く泣く斎藤投手をとりあげることにした。


自分の作るものは何であれ「作品」である。
そういう意識を持って取り組むことができたこの日は、自分としてかなりの収穫になったと思う。
意識レベルの格差によって、かみ合わない人たちはいるが、そういうくだらんことに目を向ける暇があったら、自分の意識を高めていくべきだといまさらながら書いてみたりするのである。


この日は終了後、上司(壊れ気味)の誘いをやんわり断り、同僚と呑みにいった。
雨もあり、外は寒かったがビールは格別に旨かったっす。