milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

全日本女子フィギュアスケート選手権 フリー

圧巻。その一言に尽きる。


浅田真央という一人の人間のための大会だったといってもいいくらいだ。
彼女から発生した大きな渦に最終組の選手は巻き込まれた。
そのダメージの差が今回の順位に直結したのではないかと思う。


とにかく、一人だけ規格外。天才ってこういう人のこというんだろうなと思う。
安滕の脱臼は残念だが、それでも真央にはかなわないのではないか。


選手たちはそれを認めてしまったらやめるしかない。
そこでの葛藤がベテラン組には尚更あったのではないか。特に村主さんには。
彼女がやめるとは思わないが、今後は苦難の道が続くのだろうと思うとファンとしてはフクザツな心境。
中継では流されなかったバックステージで一人たたずむ彼女のなんともいえない表情が印象的だった。
そう考えると荒川さんはいいときに身を引いたなと思う。
ここから村主さんがどういう風に立て直してくるのか。それが楽しみだし、また、ひそかに期待したいと思う次第である。