渋谷区円山町

先日、ジェット○ロをマーライオンした花見。
そこにきていた映画監督さんの作品である。

ジェット○ロったこともあって、話すことはできませんでしたが、どのような形にせよ、接点があったことは事実。
というわけで、見てまいりました。

実際に円山町に映画館ができている（なんでも１周年だそうで）のに驚いたが、この映画を見るならば、やはり、この映画館だろうと思う。
原作があるものなんだそうだが、読まずに見た。

話は２部構成で前半は女子高生の「恋」と「憧憬」。後半は「友情」。
両方に内包するテーマは少女が大人へと自立していく過程、その瞬間を見せているのだと思う。

監督さんは女性なんですが、少女の心情描写が非常に「キレイ」だなと感じた。
撮り方もオーソドックスで見やすかったし、なにより、少女だけに偏った見方をしているわけではないところが非常に好感を持てた。
オープニングのカット割のリズムとエンドへ向かう流れ（２つのストーリーがクロスする）に違和感を感じたけれども、それは些細なこと。
ただ、最後は一番記憶に残りやすいので、意図は理解できるが、あれで安っぽくなってしまったのがもったいないと思う。

思った以上に有意義な時間を過ごせてよかったと思います。（☆３）