milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

IGF 旗揚げ戦 〜両国国技館〜

その友人と先週金曜に行ってきました。
最近休みはいっつも雨のような気がします。
とにかく、どこへいくにも湿気が高くて汗なんだか、雨なんだか、別のものなんだか、わかりゃーしない。


そんなベタベタな身体で両国。久しぶりのプロレス観戦。
前回はおそらく正月のマッスルだろう。相変わらずの偏りっぷり。


先に総評を書いておくと
「まとまっていて良かった。久々にすっきりとしたプロレス興行だった。」
となる。


この日の試合に共通するある種の「緊張感」というか、試合カードが当日までわからないということで、観客も緊張感を持って興行に挑めたということなのだろうか。
特に「猪木提供第1試合&第2試合」にあった緊張感は、会場のゆるゆる感にまったく影響を受けない力強さを持って、こちらにビンビン伝わってきた。
この2試合のおかげで俺のテンションは、いい具合に仕上がったのである。
(もっとも、そのおかげで翌日から風邪を引くのだが・・・)


あ、ちなみに友人15くんはビール買いに行っていて見られず!残念!


試合はどれも長くはなく、あっさりと決着のつくものが多かった。(メインを除いて)
しかし、緊張感のおかげで十分堪能できたのです。3000円は安かった!


ただ、問題が2つ。


ひとつは「赤いパンツの頑固者」(もっとも、この日はスパッツでしたが)
あの人はこの大会で一体なにがしたかったのだろう?
中途半端なことをするなら、でなけりゃいいじゃんか!
この試合「U−Style提供?試合」という名がついていたのだが、あんなユルユルUスタイルをだらだら見せられることになるとは、思っていなかったよ!いなかったよ!
そのときも叫んだが「調布でやれ!」って本気で思ったわ。
発声無死のシャウトでノドおかしくなったので、週末の風邪は赤パンのせいだ!こ〜んやろ〜!


ふたつめは「小川の入場」
前奏つきの「爆勝宣言」だったわけですが、今回は明らかにミスマッチ。
どうしても「死人で商売している」ような印象にしか捉えられなかった。


個人が個人を背負うのは勝手である。
しかし、プロレスの場合はそこに「必然性」が必要でしょう?
今回の小川には、それがまったく感じられなかった。


前にも書いたが、小川は真面目なんだよな。
だから、ホントはプロレスラーって向かないんだと思う。
でも、向かなくても「やる」と決めたんだから、いろいろやってみなくちゃね。と思う。


あとひとつ気がついたのは、小川はやっぱり「アスリート」なんだろう。
善良な「スポーツマン」にゃ、プロレスは難しいんじゃないかな。
やはり、小川は橋本がいたときが一番輝いていた。これは誰もが認めるところだろう。
プロレスにおけるベストパートナーを失ったときから、彼の迷走を始め、高田の毒にやられ、悪いほうへ暴走してしまったんだろう。


観客の求めるもの=小川の求めるものではないジレンマ。


答えは永遠に見つからないかもしれない。
今はそれがたまらなく悲しい・・・