milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

故人を想う・・・

今日は故・橋本真也の3回忌である。


就職して間もない八方塞な状態の中で俺を襲った訃報・・・。
あの時、時間が止まって見えた・・・
確かに止まったんだ。





先日、IGFを見に行く前に「昔の猪木をみてやろうじゃないか」ということで引っ張り出したのが、ファイナルカウントダウン中の対ベイダーの一戦。
今見れば、やはり身体がきついなかでよくやっていたんだなぁと、猪木のその執念に感服するのだが、そのテープに入っていたのが「橋本真也vs山崎一夫」の一戦だった。


当時の山ちゃんは、傾いた船(Uインター)から早々に逃げ出し、単身で新日本に乗り込んできていた。
若手から次々に倒していき、ようやく「メインディッシュ」である三銃士・橋本との一戦にこぎつけたというアングルだったのです。


しかし、この試合の橋本、攻撃のひとつひとつがまぁ、重いのなんの。
キック、チョップだけであったが、その一発一発にものすごい説得力があったのです。


こんなレスラーはもういません。


単純な技で見せることのできるレスラーこそが、本物だと思います。
基本は力道山の時代から、なーんにも変わらないんです。


今のプロレスラーにはこの「説得力」が決定的にかけているんだと思う。
しかし、それに気づいてきた人たちもいる。
いい意味でふっきれた人。


今、注目しているのは、自分でも驚くが、「新日本プロレス」だったりするのである。


橋本の原点である。