milo23の『何でも食うよ。』

2020.5.25から再開。独白を綴っていこうかなとか思ったので。

アクター(かわぐちかいじ著)

今日はパチンコ打たん!!と堅く心に誓い、とりあえずはマン喫へ。最近はまっているかわぐちかいじのコミックを読む。今回は「アクター」だ。
役者志望の私がいままで手にとらなかったのが不思議なことなのだが、とにかく一気に完読した。
言いたいことはよく分かる。役者と言うものの理想像を描いているのであるが言うほど簡単には行かないことも現実としてある。読んでいて心地いい反面、むかつくこともある。ただ、「周囲に影響を与えてしまう演技」ってのは与え手であろうと受けてであろうと体験してみたいものだ。その場の空気、磁場が歪んで行くような異様で歪な雰囲気。本来「生」である「舞台」芝居ってのはそんなもんじゃなきゃイカンのではないのかと改めて強く思う次第である。最近、芝居に対する想いにまったく身が入らなかったのは、自分自身で諦め始めてしまったからだと想っていたのだが、そうではなくって、そういう事を考えさせるものに出くわさなくなって来たからなのだと気付かされたと同時に私はまだ諦めてねぇんだと再認識してしまいました。ぐうたらな日常に埋没している現状からなんとかぬけ出さなくちゃ。